南海フェリー問題・13日に和歌山徳島両知事が協議へ

2026年11月04日 18時27分

交通政治経済

利用客の減少で再来年(2028年)3月までの事業撤退を表明している南海フェリーの存廃問題について、和歌山県の宮﨑泉()(みやざき・いずみ)知事と徳島県の後藤田正純()(ごとうだ・まさずみ)知事が、今月(11月)13日・金曜日に徳島市内で協議することになりました。南海フェリー問題で和歌山・徳島両県のトップが直接対話するのは初めてとなります。

和歌山港に停泊する南海フェリー「かつらぎ」

協議は、徳島県の後藤田知事が先月末(10月)に表明したもので、13日に徳島市内で行い、宮﨑知事とフェリー存続に向けて情報交換を行う予定です。

定例記者会見での宮﨑知事(11月4日・和歌山県庁)

宮﨑知事は、けさ(4日)の定例記者会見で、後藤田知事との協議について「南海フェリーの存続を希望する考えを前提に後藤田知事と協議していく。今回で何かが決まる訳ではないが、事務方同士でしっかりと詰めてくれているので、良い協議になると期待している」と述べ、和歌山県側の動きも含めて情報交換を行う考えを示しました。

なお、後藤田知事は、この協議に、既に国への存続要望活動を行っている徳島市や小松島市()などにも参加を呼びかける方針を示していますが、宮﨑知事は「あくまでも知事同士の協議なので、いまのところ何も動きはないが、和歌山市の尾﨑太郎()(おざき・たろう)市長とは密に連絡を取り合っている」と話しています。

和歌山市の尾﨑市長は、先月の記者会見で「宮﨑知事が一生懸命に動いているので、和歌山市も同じく一生懸命やる」と表明しています。

和歌山市によりますと、13日の協議に尾﨑市長や交通関連部局の職員が同行する予定は、いまのところ無いとしていますが「和歌山市も国への働きかけなどを行っている。ヘッドである県の動きを見ながら対応を考える」と述べ、13日の協議を注視する方針を示しています。

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