佐藤春夫しのび筆供養 出身地の新宮で/和歌山
2026年11月03日 17時41分
新宮市出身の作家、佐藤春夫(さとう・はるお)をしのぶ「筆供養(ふでくよう)」が、きょう(3日)、新宮市内で営まれました。これは、文化の日にあわせた恒例行事で、市民らおよそ80人が参列し、「丹鶴(たんかく)ホール」の敷地にある石碑「筆塚(ふでづか)」の前に使い古した筆を供えました。
この石碑は1966年に建立され、春夫が愛用した万年筆と毛筆が、その下に納められています。また、石碑に刻まれた「筆塚」の文字は、春夫の親友の詩人、堀口大学(ほりぐち・だいがく)の揮毫(きごう)によるものです。
きょうの筆供養には、地元の県立新翔(しんしょう)高校の書道部員2人も参列しました。部長で3年の井田杏奈(いだ・あんな)さん17歳は「筆塚に納められた筆には、美しい詩や物語を書いた時の思いがこもっていると思う。見守ってもらっているような感じがした」と話していました。








