吉野熊野国立公園指定90周年記念式典 新宮市で開催/和歌山

2026年10月21日 17時56分

歴史・文化社会

吉野熊野国立公園が、国立公園に指定されてから今年で90周年を迎えたのを記念して、きょう(21日)午後、新宮市の文化複合施設「丹鶴(たんかく)ホール」で記念式典が開かれました。

記念式典でのパネルディスカッションの様子(新宮市丹鶴ホール)

これは、環境省近畿環境局が主催し、和歌山県と新宮市が共催して開いたもので、関係者らおよそ140人が出席しました。式典は、那智山青岸渡寺の熊野修験による法螺貝の演奏で厳かに開幕しました。

続いて行われた記念講演では、奈良県大淀町(おおよどちょう)教育委員会の学芸員・松田度(まつだ・わたる)さんが「紀伊半島・吉野熊野地域の歴史文化と自然保護について」と題して講演し、公園指定の歴史や地域資源の価値について分かりやすく解説しました。

続いて、「次の10年へ。吉野熊野国立公園指定100周年に向けた地域と国立公園の未来像を語る」と題したパネルディスカッションも行われ、吉野熊野国立公園管理事務所の岸秀蔵(きし・ひでぞう)所長を進行役に、北山村の担当者や熊野川体感塾塾長、大台ヶ原の登録ガイドら5人が登壇し、10年後の指定100周年に向けた地域と国立公園の未来像について活発な意見交換が行われました。

吉野熊野国立公園は、1936年・昭和11年2月1日に指定され、和歌山、三重、奈良の3県にまたがる山、川、海の豊かな景観と歴史・文化が融合した国立公園として親しまれています。

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