佐藤春夫記念館7日に移転オープン/和歌山・新宮市

2026年10月04日 17時52分

歴史・文化

新宮市出身の文豪、佐藤春夫(さとう・はるお)を顕彰する市立の記念館が、今月(10月)7日、移転オープンします。

記念館は、春夫が、1927年から亡くなる(1964年)まで住んでいた東京都文京区の邸宅を移築したもので、長く熊野速玉大社の境内で公開されてきましたが、老朽化などにより、移転・改修が決まり、おととし(2024年)から工事が進められてきました。

新宮市出身の建築家、西村伊作(にしむら・いさく)の弟が設計したもので、特徴あるアーチ型の門や外装が美しく再現されています。移転先は、春夫の小説「わんぱく時代」の舞台となった地区で、近くには、西村伊作の自宅で国の重要文化財の旧西村家住宅や旧チャップマン邸があり、市では、一帯を文化ゾーンと位置づけています。

記念館は、今月7日、午後1時にリニューアルオープンし、建物とともに、春夫の遺品や愛用品、関連資料などを見学できます。そして、オープン記念特別展示として、12月10日まで、高村光太郎(たかむら・こうたろう)が描いた「佐藤春夫像」が新宮市で初公開され、また、12月27日までは、「現代日本文学巡礼」から春夫のパートが公開されます。

記念館の開館時間は、午前9時から午後5時までで、月曜が休館です。入館料は一般が330円、小中学生は160円ですが、今月12日までは、オープン記念として無料開放されます。

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