紀州漆器の伝統工芸士がロンドンでワークショップ/和歌山

2026年09月22日 18時13分

イベント歴史・文化

紀州漆器の伝統工芸士で、海南市の谷岡公美子(たにおか・くみこ)さんが、11月にイギリスのロンドンで、蒔絵(まきえ)体験などのワークショップを開くことになりました。

紀州漆器の伝統工芸士、谷岡公美子さん

これは、伝統的工芸品産業振興協会による日本各地の伝統工芸品を海外に発信するプロジェクト「Atelier DENSAN(アトリエデンサン)」の一環で、商品や作品の展示に加え、職人の技術を間近で見たり、工芸の背景を知ったり、自分の手で「つくる」機会を提供する体験型プログラムとなっていて、紀州漆器の講師として、谷岡さんが選ばれました。

紀州漆器のワークショップは、11月26日から29日まで、イギリス・ロンドンのOXO(オクソ)ギャラリーで開かれ、谷岡さんが漆(うるし)と蒔絵の技法を実演するほか、参加者がお盆に自分だけの蒔絵を施し、日本の漆芸(しつげい)表現を体験します。

谷岡さんは、塗りと蒔絵の技術を持つ、和歌山県初の女性伝統工芸士で、海南市の工房、谷岡漆芸(たにおかしつげい)の5代目として、作家活動を行う傍ら、地元の漆器組合が実施する蒔絵体験の講師もつとめています。

ロンドンでのワークショップについて、谷岡さんは「いろんな道具や材料をお見せして、日本の漆器を知ってもらいたいし、和歌山のPRもしてくる。ものづくりって楽しいなと思ってもらえたらうれしい」と話していました。

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