【県議会】ロケット研究の「県立理工学部」設置はどうか
2026年09月18日 18時41分
串本町の日本初の民間小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」を擁する和歌山県では、県立串本古座高校に“宇宙探究コース”が創設されましたが、ロケットなど宇宙航空を研究する大学や大学院などのブランチがまだありません。きょう(9月18日)開かれた9月定例県議会の一般質問で県立理工学部の設置を提言された宮﨑泉知事は、近い将来、18歳人口の減少を理由に困難であることを表明しました。
これは、きょうの県議会・一般質問で自民党県議団の中村裕一(なかむら・ゆういち)議員が宮﨑知事に尋ねたものです。
中村議員は、立命館大学の大学院に「宇宙地球フロンティア研究科」が2028年度に創設されることを指摘したうえで、小型ロケット発射場を擁する県内の高等教育機関にもロケット研究や宇宙工学に特化した学部が必要として、県立理工学部設置の必要性を主張しました。
これに対し、宮﨑知事は「将来、受験対象となる18歳人口の減少が見込まれるとして、設置は困難」という見解を示しました。
その一方で、宮﨑知事は「今後の産業構造の変化によって、理工系人材やエッセンシャルワーカーが不足することも考えられ、そうした状況を視野に入れて、産学官が連携して、和歌山県内でも産業に必要な人材育成が出来るように取り組みを進めたい」と述べました。
県では、紀南地方の市町村と連携して「宇宙アクションプラン」を策定し、宇宙産業の振興に力を入れる方針を示しています。
このほか、きょうの一般質問では、自民党県議団の濱口太史議員が土砂災害啓発センターの利活用状況と今後の取り組みなどについて、改新クラブの浦口高典議員が「わかやま100歳大学」などについて、自民党県議団の吉井和視議員が公共事業の木材利用に関する今後の取り組みなどについて、それぞれ県当局の考えをただしました。
和歌山放送では、きょうの県議会のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。








