カイロス3号機の飛行中断は静電気による通信異常/和歌山・串本町
2026年08月30日 18時49分
串本町の小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」を運営し、小型ロケット「カイロス」の打ち上げを行う、東京の宇宙ベンチャー・スペースワン社は、今年(2026年)3月の3号機の飛行中断について、静電気による通信異常が原因だったと明らかにし、対策を講じた上で、早期に、4号機の打ち上げを実現したいと話しました。
これは、きょう(30日)、串本町で行われた「宇宙シンポジウム」と、そのあとオンラインで開かれた記者会見で、スペースワン社が発表したものです。
この中で、スペースワン社は、今年3月のカイロスロケット3号機の打上げに関し、飛行状態は健全だったが、2系統ある自律飛行安全システムの1つで通信異常が発生し、ソフトウェアがリセットされ、飛行中断に至ったものと説明しました。通信異常の要因については、機体に蓄積した静電気による電気ノイズが、通信線に混入したことで、一時的に通信が途絶した可能性が高いとしました。
そして、次のカイロスロケット4号機については、静電気の除去や、機器ノイズ耐性の強化、リセット機能の修正などの対策を取り、早期の打上げを目指し、機体の組み立てや点検を進め、打上げの2か月前には、地元の皆さんに案内したいと話しました。








