華やかに御舟の水上渡御、古座川で河内祭/和歌山

2026年07月26日 15時08分

社会

県南部を流れる清流・古座川(こざがわ)を、華やかに飾りつけられた小船で進み、豊漁や五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る伝統の祭り「河内祭(こうちまつり)」がきょう(26日)、営まれました。

河内祭は文化庁の日本遺産「鯨とともに生きる」を構成する文化財の一つで、源平の合戦で勝利した熊野水軍(くまのすいぐん)が凱旋(がいせん)する姿が由来ともされています。

祭りでは、江戸時代の捕鯨船を模した小舟に、のぼりやちょうちんを飾り付けた2隻の「御舟(みふね)」が、古座川に浮かぶ、ご神体の小島「河内島(こうちじま)」の周りをゆっくりと回り、船に乗った男性たちが歌う「御舟謡(みふねうた)」が響きました。また、河原では獅子舞が披露され、猛暑の中、訪れた観客を楽しませました。

古座川河内祭保存会会長の杉本喜秋(すぎもと・よしあき)さん79歳は「30年から40年前は御舟は3隻で、御舟謡の歌い手も36人いたが、今は4人に減った。厳しい状況だが、何とか伝統を守っていきたい」と話していました。

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