アメリカ・メキシコ日系県人2人が来県/和歌山

2026年07月21日 17時38分

歴史・文化社会

かつて中南米各国などに移民した和歌山県人の子孫が、この夏もルーツとなる和歌山県に招待され、交流活動に参加しています。

記念撮影のもよう(7月21日・和歌山県庁北別館)

明治時代に入って、和歌山県からは出稼ぎを主な目的におよそ3万1千人の県民が中南米やオーストラリアなどに移民し、大変な苦労をしながら農業や漁業などの収益を故郷へ送金しました。

公益財団法人・和歌山県国際交流協会では、この歴史を県民や移民の子孫に伝え、交流促進のきっかけにしようと、毎年夏に各県人会を通じて移民の子孫をルーツとなる和歌山県に招いて、交流活動や郷土学習を行っています。

一建ジェロニモ木村エスピノーサさん(左)とメリッサ小百合カレア宮本さん(右)

今年度(2026年度)は、アメリカ・カリフォルニア州の「南加()和歌山県人会」からロサンゼルス出身で新宮市()にルーツのある日系三世・アリッサ小百合(さゆり)()カレア宮本さん23歳と「メキシコ和歌山県人会」から那智勝浦町)にルーツのある日系四世・一建()(いっけん)ジェロニモ木村()エスピノーサさん17歳の2人が招待され、今月18日から27日までの日程で、県内各地で高校生らと交流を深めたり、2人のルーツである紀南地方をめぐる旅をします。

きょう(7月21日)和歌山県庁を訪れたアリッサさんと一建さんは、県議会の堀龍雄()議長らを表敬訪問し、歓迎を受けました。

アリッサさんは「医療関係を目指していて、いまニューヨークの医療機関で研修しています。産婦人科や訪問診療に興味があります」と語りました。

一建ジェロニモさんは高校サッカーのメキシコ代表チームに選抜されるほどの選手で「高校を卒業したらドイツに留学し、金融関係の仕事や起業をするために勉強します。出来ればサッカーも続けたいです」と希望を語りました。

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