田辺市龍神村の県有林が・県で初の森林クレジット対象に/和歌山
2026年04月21日 17時07分
企業などが森林保護や省エネ機器の導入などで削減した二酸化炭素などの温室効果ガスを数値化し「クレジット」として他者と売買できる制度「カーボンクレジット」で、和歌山県では初めて田辺市龍神村(りゅうじんむら)の県有林が対象となり、和歌山県では、あす(4月22日)から、クレジット購入希望者の申し込みを受け付けます。
県では、脱炭素推進の一環として、国の「J―クレジット」制度に基づいた県内の森林活用に取り組んでいて、その先行モデルとして、2023年度から田辺市龍神村五百原(いもはら)の県有林およそ205ヘクタールを対象に、間伐などの森林整備による二酸化炭素削減に取り組んでいます。
その結果、2023年度から2024年度までの最初の2年間で852トンの削減が国に認められ、その分が森林クレジットとして県に発行されました。
森林クレジットは、二酸化炭素削減に取り組む企業や団体に発行される一方で、自社で削減しきれない排出量を肩代わりするためにクレジットを買い取ることも可能で、企業の環境保護へのアピールにもつながるとして、東京証券取引所などでも取引されています。
これを受け、県では、龍神村の森林で発行されたクレジット852トン分のうち、100トン分の販売申し込みの受け付けを、あす(22日)午前9時から県のウェブサイトで行うことになったものです。
県では、2038年度までの16年間で7119トンの二酸化炭素を吸収して森林クレジットとして創出する目標を掲げ、全国の企業などへ販売したい考えです








