世界遺産の寺で開山祭、青岸渡寺/和歌山・那智勝浦町

2026年04月12日 18時00分

社会

那智勝浦町の世界遺産、那智山(なちさん)青岸渡寺(せいがんとじ)できょう(12日)、開祖の裸形上人(らぎょうしょうにん)をしのぶ、開山祭が営まれました。

青岸渡寺は、西国三十三所(さいこくさんじゅうさんしょ)の第1番札所として知られ、国の重要文化財の本堂は、豊臣秀吉(とよとみ・ひでよし)の命により、弟・秀長(ひでなが)が再建しました。

青岸渡寺によりますと、裸形上人は、およそ1600年前に、インドから渡来し、那智の滝で修行して、開山したと伝わっています。

きょうの開山祭では、高木亮英(たかぎ・りょうえい)住職が読経する中、100人ほどの参拝者が、静かに手を合わせ、開帳された本尊の「如意輪観世音菩薩(にょいりんかんぜおんぼさつ)」には、茶が供えられました。

高木住職は「各国から参拝客が訪れるようになった。紛争の絶えない世界。思いやりの心が大切だ。本尊に平和を祈った」と話しました。

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