東洋ライスと泉大津市 米の長期保存で実証実験開始

2026年02月27日 17時55分

社会経済

和歌山市にある東洋ライスと大阪府泉大津市は、米を長期間、専用の保管庫に入れて熟成管理することで、味や品質がどの程度保たれるかについて検証する実証実験を開始しました。

東洋ライスの保管技術を使い、泉大津市が市内の学校給食で使用を予定している昨年秋に新潟などで収穫した米1トンと、品質を調べるための500キロの米を防災倉庫内の施設で管理します。計画では1年半後にコメの品質を検査して、味や品質が劣化していないかを検証します。その後、定期的に検査を行い、最長5年間の品質を調べることにしています。泉大津市の南出賢一(みなみで・けんいち)市長は、市内の食料自給率は1パーセントと話し、価格の高騰や、品不足などに左右されないよう米の安定供給のため、熟成保管の技術を使って実証実験を行うことで米の品質が変わらないことを確認することが産地の支援にもつながるとしています。また、東洋ライスの雑賀慶二(さいか・けいじ)社長は、20年以上前にも同様の実証実験を行い、一定の成果が出ていることを紹介しました。そして米の鮮度を保ちながら長期保存が十分できることを改めて実証し、社会に役立てないという姿勢を強調しました。

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