五穀豊穣願い、演技奉納、丹生都比売神社/和歌山・かつらぎ町

2026年01月18日 17時25分

社会

霊峰・高野山の守り神として知られる、かつらぎ町の世界遺産、丹生都比売(にうつひめ)神社で、きょう(18日)、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願する農耕神事「天野(あまの)の御田祭(おんだまつり)」が催され、祭りを伝承する保存会の演者が、ユーモラスな演技で、大勢の参拝客を和ませました。

肩にくわを担いだ「田人(たびと)」のほか、牛と牛飼(うしかい)、巫女(みこ)姿の「早乙女(さおとめ)」らが、田植えから稲刈りまでの所作を演じました。お多福(たふく)の面にもんぺ姿の「田ヅ女(たづめ)」役の男性が、腰を振り、もんぺを引っ張り上げながら歩くと、境内は笑いに包まれました。

神社によりますと、平安時代の厳かな農耕祭祀(さいし)が始まりで、鎌倉時代に猿楽(さるがく)が加わり、室町時代に、現在の狂言形式になったということです。

丹生晃市(にう・こういち)宮司は「神様を喜ばせ、国中に豊作を引き寄せる祝いとして楽しんでほしい」と話しました。

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