本州最南端の「火祭り」望楼の芝が炎に包まれ幻想的光景に/和歌山・串本

2026年01月18日 14時23分

イベント社会

本州最南端の串本町潮岬できのう(17日)、太平洋を望む、およそ10万平方メートルの「望楼の芝」を焼く、火祭りが行われました。

串本古座高・弓道部が火矢を放って点火

これは、地元の南紀串本観光協会が、古い芝生を焼いて害虫を駆除し、新芽の育成を促す手入れの作業を、2001年に本州最南端の火祭りとしてイベント化し、早春の風物詩として定着しています。

芝生に燃え広がる炎

この日の串本町は、雲ひとつない晴天に恵まれ、さらに4月中旬並みの季節外れの暖かさとなったこともあり、多くの見物客が訪れました。

そして、芝焼きに先立ち、恒例の串本節などの踊りの披露や、名産のトビウオを使ったつみれ汁「しょらさん鍋」の振る舞いなどに加え、今年は、初めて、ティラノサウルスレースが行われ、盛り上げました。

火祭りのハイライト芝焼きは、日没後の午後5時半過ぎ、地元・串本古座高校の弓道部員12人が、6人ずつ2回にわたって火矢を放って、点火して始まり、同時に花火も打ち上げられ、見物客から大きな歓声があがりました。

火は、またたく間に燃え広がり、一面がオレンジ色の炎に包まれる幻想的な光景へと一変、およそ1時間かけて、10万平方メートルの芝を焼きました。

火矢を放った弓道部女子キャプテンの赤埴由依(あかはに・ゆい)さんは「毎日練習をしてきました。プレッシャーもありましたが、串本の名前が全国に伝わる手伝いができることがうれしいです」と話しました。

一方、火祭りを知らずに訪れたという旅行者の男性は「ここに来れて本当に良かった」と感激した様子を見せ、大阪から帰省した小学生の男の子は「来年も見に来たい」と話していました。

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