県立自然博物館でニホンオオカミはく製の展示20日から/和歌山・海南市

2026年01月12日 14時33分

イベント教育

絶滅したとされる貴重なニホンオオカミのはく製の展示が、今月(1月)20日から海南市の県立自然博物館で始まります。

和歌山大学所有の貴重なニホンオオカミのはく製(県立博物館HPより)

ニホンオオカミは今からおよそ120年前の1905年、奈良県南部で捕獲されたのが最後の記録となっていて、絶滅したと考えられている大型の肉食動物です。現存する二ホンオオカミのはく製は、オランダに1体、東京の国立科学博物館など国内に4体のあわせて5体だけで、和歌山大学教育学部から預かった1体が、県立自然博物館で保管されています。展示するニホンオオカミのはく製は体長1メートル、高さが70センチ余りで、1904年から翌1905年に奈良県南部で捕獲されたものです。良好な展示状態を保つため、例年、湿度の低い冬の1か月のみ公開しています。展示は、はく製と、頭の骨のレプリカのほか、解説パネルで詳しく説明します。県立自然博物館によりますと、近年の研究ではニホンオオカミの祖先が大陸から日本列島にやってきたと指摘されています。展示では氷河期における地球の気候と海水面の変動の視点から日本列島が大陸とつながるメカニズムについて解説することにしています。ニホンオオカミのはく製の展示は今月(1月)20日から来月(2月)19日まで、海南市船尾の県立自然博物館で行われます。

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