歌と手話を融合させたサインシンガーとして活動する和歌山市在住の強力翔(ごうりき・かける)さんが、きょう（２３日）、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長から、和歌山市観光発信人に委嘱されました。

強力さんは、大阪府大東市出身、和歌山市在住で、手話ボランティアを続ける中、自分にしかできない支援として、手話を活かした表現活動を決意し、手話と歌とジェスチャーを融合した独自のパフォーマンス「サインシンガー」として活動しています。そして、ライブ活動のほか、ＹｏｕＴｕｂｅ(ユー・チューブ)やＴｉｋＴｏｋ(ティック・トック)でも積極的に発信を続けています。

強力さんは、観光発信人として「１人でも多くの人に和歌山と手話の魅力を伝えて喜んでいただきたい。和歌山に来たいと思ってもらえるよう発信をがんばります」と話しました。そして、今後は、和歌山の観光地を、手話を用いて紹介したり、他県の観光発信人とコラボレーションして、和歌山の魅力を広く発信したいとしています。

和歌山市によりますと、観光発信人は、現在３６組に委嘱されています。