和歌山県農業協同組合わかやま地域本部が災害対応資機材の寄贈

2025年12月22日 14時32分

政治災害・防災

防災テントやソーラーパネルなどの災害対応資機材が和歌山県農業協同組合わかやま地域本部から和歌山市に贈られることになり、きょう(22日)和歌山市役所で寄贈受入式が行われました。

市への物資の寄贈は、和歌山県農業協同組合わかやま地域本部が地域貢献の一環として5年前から行っているもので去年寄贈されたドローンは、今年、カムチャッカ半島で起きた地震に伴い、和歌山に津波警報が発令された際、避難誘導に使われたということです。

今回は、避難所のプライバシー保護や熱中症対策のための防災テント70基やスポットエアコン5台のほか、ソーラーパネルとポータブル電源10セットが寄贈され、指定避難所に設置されます。

寄贈受入式では、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長から感謝状が手渡され、熊被害や地震について意見を交わしました。

和歌山県農業協同組合わかやま地域本部の半田悦雄(はんだ・えつお)地域本部長は「災害対応資機材は使わないのが一番だが、備蓄がないのも困る。昨年寄贈したドローンがカムチャツカ半島の地震の際に役立てたことは幸いに思います」と話していました。

和歌山県農業協同組合では、これまでにも点字プリンターや感染症患者の搬送用車両などを寄贈していて、今後も続けていくということです。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55