岩出市の砕石会社 労働安全衛生法違反の疑いで書類送検
2025年12月18日 21時00分
今年5月15日、岩出市の砕石場で停止中のベルトコンベヤーが突然動き出して作業中の男性が巻き込まれ、死亡する事故を調べていた和歌山労働基準監督署はきょう(18日)、この採石場と工場長を労働安全衛生法違反の疑いで和歌山地方検察庁に書類送検しました。
書類送検されたのは、岩出市押川(おしがわ)のダイワ砕石株式会社と取締役工場長です。
和歌山労働基準監督署によりますと、ダイワ砕石株式会社で今年5月15日、停止中のベルトコンベヤーが突然動き出して作業中の54歳になる男性従業員が巻き込まれて死亡したのは、ベルトコンベヤー付属機械の調整作業を行うためベルトコンベヤーの運転を停止させた時、表示板を取り付けるなどベルトコンベヤーの運転を防止する措置を講じなかった疑いです。








