田辺市の公衆浴場「蘇生の湯」18日から再開/和歌山
2025年12月16日 18時12分
浴槽から基準値を上回るレジオネラ属菌が検出され、休業していた田辺市本宮町の公衆浴場が、あさって(18日)から、利用が再開されます。これは、田辺市の本宮保健福祉総合センターうらら館内にある「蘇生の湯」です。
市では、施設の休業中に、浴室の薬品洗浄などを行うとともに、ろ過循環器用に、薬剤を投入する設備を新しく導入して、一定の塩素濃度を保ち、菌の繁殖を予防する体制を強化しました。そして、今月(12月)3日に行った水質検査で、レジオネラ属菌が検出されなかったことから、安全が確認されたとして、18日から再開することにしたものです。
市では、休業に際し、利用者に、体調不良などがあれば、医療機関を受診するとともに、連絡するよう呼びかけていましたが、これまでに、申し出はなかったということです。
田辺市では、今後も衛生管理に十分注意し、適切に維持管理をしていくとしています。








