第40回ラジオチャリティーミュージックソン
募金基地情報など

新年の願いの文字は「笑」熊野本宮大社で大筆書き/和歌山県田辺市

2025年12月13日 18時53分

イベント歴史・文化社会

田辺市の世界遺産、熊野本宮大社の大鳥居の下できょう(13日)新年の願いを込め、九鬼家隆(くき いえたか)宮司が恒例の大筆書きを行いました。今年の文字は新年への願いを込め「笑」の一文字で、およそ1・3メートルの大筆を使って3メートル四方の布に書き上げました。九鬼宮司は、「地震や火災など大変な災害が起こっている。笑顔で励まし合うと勇気をもらえると思う。来年は笑顔の大切さを忘れない年であってほしい」と話しました。大筆書きは2008年から続く年末恒例の行事で、新年がこうあってほしいと期待する漢字を宮司が選んで書き上げています。例年は社殿の前で書いていましたが、今年は旧社地の大斎原(おおゆのはら)にある大鳥居が建立25年を迎えたことから大鳥居の下で披露されました。多くの参拝者が宮司の筆さばきを見守りました。この書は境内に飾られ、迎春客を迎えます。

書の出来栄えを確認する九鬼宮司(熊野本宮大社・大鳥居下で)

WBSインフォメーション

WBSショッピング55