和歌山市立紀伊中学校でスタントマンによる自転車交通安全教室
2025年12月08日 16時29分
「わかやま冬の交通安全運動」期間中のきょう(12月8日)和歌山市立紀伊中学校で、スタントマンによる交通安全教室が開かれ、自動車や自転車に乗ったスタントマンが繰り広げる交通事故の再現に、生徒らがハラハラしながら見入っていました。
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これは、JA共済連和歌山が和歌山県警察本部と連携して、日頃自転車の利用が多い中学生や高校生を対象に、交通事故の恐ろしさを知ってもらおうと、毎年、県内各地の学校で繰り広げているものです。

紀伊中学校の校庭で行われた教室では、廻りをよく見ずに車道に出ようとした自転車が自動車と衝突する事故や、左折しようとしているトラックの後方左側から直進しようと近づいてきた自転車が内輪差で巻き込まれる事故などが、スタントマンの身体を張った演技で再現されました。
衝突時のガチャンという激しい音や、跳ねられたスタントマンが投げ出される様子に、生徒らは驚きの声を上げて事故の恐ろしさを実感していました。
JA共済連和歌山では「このような取り組みを通じて、自転車交通ルールを守ることを子どもたちに伝え、交通事故の未然防止につなげたい」と話しています。
警察庁の調べによりますと、去年(2024年)1年間の自転車事故の死傷者数はおよそ6万7千人にのぼり、自転車保険に加入する自治体が増えるなど社会問題化しています。








