【知事選】宮﨑泉副知事が無所属で立候補表明
2025年04月28日 18時19分
来月(5月)15日に告示される岸本周平知事の死去に伴う和歌山県知事選挙に、和歌山県の宮﨑泉(みやざき・いずみ)副知事66歳が、無所属で立候補することを、きょう(4月28日)表明しました。
宮﨑副知事は、大阪大学を卒業後、1982年に和歌山県庁に入庁し、人事課長や知事室長などを経て、2019年からことし(2025年)3月まで和歌山県教育委員会の教育長を務めたあと、今月(4月)から副知事に就任しました。そして、今月15日に岸本周平知事が亡くなった事を受け、職務代理者を務めています。
宮﨑副知事は、岸本知事が亡くなったあと、自民党和歌山県連から水面下で打診を受け、前向きな考えを伝え、今月(4月)26日、自民党県連が宮﨑副知事の推薦を決めています。
宮﨑副知事は、きょう午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で記者会見を開いて立候補を表明し、「岸本知事が行ってきた県民ひとりひとりに寄り添い、笑顔あふれる和歌山県をつくることが使命だ。県庁の職員と一丸となってあすの和歌山県をつくっていきたい」と理由を述べ、岸本知事の政策を継承する方針を示しました。
和歌山県知事選挙への立候補表明は、宮﨑副知事が初めてです。
宮﨑副知事は、きょう午前、県議会の鈴木太雄(すずき・たいゆう)議長に5月9日付けで辞職願を提出しました。県議会での承認を受けて辞職が認められる見込みです。
和歌山県知事選挙は、5月15日告示・6月1日に投票が行われ、即日開票されます。