2025年度公立高校入試・本出願状況

2025年02月27日 19時24分

教育

和歌山県教育委員会は、きょう(2月27日)3月10日から始まる公立高校の一般入試の本出願状況を発表しました。

全日制では、県立高校が、一般選抜とスポーツ推薦を合わせて5915人の定員に対し、一般5044人、スポーツ推薦63人の合わせて5107人が出願し、平均倍率は現在の入試制度になって最も低くなった去年(2024年)を下回る0・86倍となっています。市立(しりつ)高校の平均倍率は0・92倍です。

定時制の平均倍率は県立高校が0・42倍、市立高校は0・06倍となっています。

出願倍率が高いのは、県立高校全日制普通科では向陽(こうよう)が1・17倍、神島(かしま)が1・09倍、粉河(こかわ)と和歌山北の北校舎がいずれも1・08倍などとなっています。

一方、桐蔭(とういん)が0・95倍、海南の海南校舎が0・93倍、日高が0・86倍、田辺が0・98倍となるなど、歴史ある進学校での定員割れも相次いでいます。

専門学科では、紀北工業のシステム化学科が1・15倍、和歌山の総合学科が1・04倍、和歌山工業の創造技術科が1・03倍などとなっています。

市立高校では、市立和歌山のデザイン表現科が1・03倍、総合ビジネス科が0・94倍、普通科が0・82倍となっています。

出願状況は、県教育委員会のウェブサイトで閲覧できます。

県内の公立高校入試は3月10日に学力検査、11日に面接や実技検査などが行われたあと、18日の午前10時に合格発表が行われます。

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