高野山奥の院で追悼法会 阪神大震災の犠牲者を鎮魂

2025年01月17日 17時21分

事件・事故社会

高野町の高野山奥の院できょう(17日)、阪神大震災で犠牲になった人たちを追悼する法要が営まれました。

高野山奥の院は、およそ2キロの参道に樹齢が数百年の杉の巨木やたくさんの墓碑が立ち並ぶ高野山の聖地で、高野山真言宗総本山の金剛峯寺は震災が発生した翌年に高さ5メートルほどの慰霊碑を立てて毎年供養を続けています。

きょう(17日)は、法要を執り仕切る金剛峯寺の今川秦伸(いまがわ・たいしん)宗務総長とともに、およそ30人の僧侶がお経を唱えて犠牲者の鎮魂を祈り、参拝に訪れた人々も慰霊碑に手を合わせていました。

今川宗務総長は「世界中で大災害が多発している。被災者に寄り添っていきたい」と話しました。

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