和歌山市・1月29日から自動バス「レベル2」で実証実験

2025年01月16日 18時17分

交通政治

和歌山市は、市内中心部で今月(1月)29日から「レベル2」の自動運転のバスを走らせる実証実験を行います。これは、和歌山市が発表したもので、和歌山バスとNTTビジネスソリューションズなどが連携して行います。

今回は、昨年度(2023年度)の実証実験よりも運行ルートを拡大し、JR和歌山駅からけやき大通りを走行し、和歌山城を経てJR和歌山駅に戻る5・3キロの循環ルートです。

実験では、運転士が同乗し、交差点での右左折などを行う「レベル2」の運行で、12人乗りの電気自動車を使い、1月29日から2月9日までの12日間行います。試乗希望者は事前に予約アプリで申し込むか、空きがあればその場でも乗車でき、料金は無料です。

和歌山市の尾花正啓市長は「無人運転を想定した「レベル4」の自動運転の実証実験については、道路情報のデジタル化など費用や時間がかかるため、2026年度の実施を目標に取り組んでいきたい」としています。

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