十日えびす・東の宮恵美須神社に「金笹」お目見え
2025年01月09日 18時15分
商売繁盛を祈願する”十日えびす”が、きょう(1月9日)から始まりました。このうち、和歌山市吉田の東の宮恵美須神社には、寒波が襲来し、時折雪も舞う寒いなか、多くの参拝者が訪れ、福娘から縁起物の「福笹」や「熊手」などを授かっていました。
また、ことし(2025年)初めて、金色に輝く「金笹(きんざさ)」が数量限定で縁起物に加わり、参拝客が興味を示していました。
金笹を手に入れた女性は「金が好きなので、絶対に手に入れようと思っていました。思ったより豪華で良かったです。ことし1年、平和でお店も繁盛したら良いですね」と満足そうに話していました。
沢山の縁起物を手にした和歌山市の男性は「店舗ごとにあわせて20個ほど買いました。去年(2024年)は御利益があり、繁盛しましたので、ことしはこれだけ縁起物を買ったのだから、良くならなくては困ります」と話していました。
東の宮恵美須神社では、あす(10日)の“本えびす”、あさって(11日)の“残りえびす”まで、およそ8万人の参拝客を見込んでいて、縁起物を購入した人には、7万円分の旅行クーポン券など豪華な賞品が当たる福引き抽選会も行われています。
また期間中は、えびす様の総本宮・島根県美保(みほ)神社の宮司らによる、悪を払い福を呼び込むとされる「悪斬の舞(あくぎりのまい)」も披露されます。
東の宮恵美須神社の代表役員・中野孝司(なかの・たかし)さんは「ことしは寒さが厳しいにも関わらず、朝からたくさんの参拝者に来ていただいています。ぜひ、東の宮恵美須神社に参拝し、良い福を授かっていただければ」と呼びかけています。