和歌山市の70代の女性が現金など3500万円被害に

2025年01月07日 17時36分

事件・事故

和歌山市の70代の女性が、警察官や検事を名乗る男の話を信じ、現金と暗号資産あわせて3500万円あまりをだまし取られたことがわかりました。和歌山北警察署が特殊詐欺事件として捜査しています。

去年(2024年)10月末頃、和歌山市に住む70代の女性の携帯電話に、宮城県・仙台警察署の警察官を名乗る男から「あなたが詐欺の犯人として浮上している」などという電話があり、その後、警察官や検事を名乗る男から「一つの口座にお金を入れておくのは危険で、複数口座に分けておく方がよい」などと言われました。

これ信じた女性は、指示されるまま、11月中旬に現金816万円を指定口座に送金、12月下旬には、2日にわたり、あわせておよそ2750万円相当の暗号資産を指定されたアプリのアドレスに送信してしまいました。

その後も女性は、相手からの要求に従って、さらに現金を用意するため金融機関を訪れたところ、金融機関の職員が詐欺に気づいて、警察に通報し、被害がわかりました。

和歌山県警では、同じような手口の詐欺事件が多発しているとして、注意を呼びかけるとともに、疑わしい話などに接した時に、確認できる専用フリーダイヤルを設けています。番号は、0120・508・878(これは・わなや)です。

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