那智勝浦で生マグロの初市、2千匹並ぶ/和歌山
2025年01月05日 11時25分
生鮮マグロの水揚げ量が国内有数の那智勝浦町できのう(4日)、マグロを競りにかける初市(はついち)が開かれ、およそ2000匹が卸売市場(おろしうりいじょう)に並びました。
この日は高知、徳島、沖縄の漁船5隻がおよそ36トンの水揚げを行い、ビンチョウマグロ、およそ1600匹をはじめとして、メバチ、キハダ、クロマグロなど、あわせて2000匹ほどが並びました。
仲買人(なかがいにん)は、マグロの尾の切り口や腹などで肉質を確認して入札を行い、落札された魚は専用の箱に氷詰めされて、各地へ出荷されていきました。
那智勝浦では、ビンチョウマグロを『さくらびんちょう』のブランド名で
売り出していて、市場長の太田直久(おおた・なおひさ)さんは「これから脂が乗る季節です。ぜひ味わってほしい」と話していました。