信愛女子短大が2026年度以降の学生募集停止

2024年12月22日 17時44分

教育

学校法人和歌山信愛(しんあい)女学院は、県内唯一の短期大学で、和歌山市にある和歌山信愛女子短期大学の2026年度以降の学生募集を停止することを明らかにしました。ホームページで公表しました。それによりますと、このほど開かれた理事会・評議員会で決議されたもので、来年(2025年)4月入学の学生は募集しますが、これを最後とするということです。

和歌山信愛女子短期大学は、1950年の設立以来、県内唯一の短期大学として、また、県内唯一の保育士養成校、栄養士養成校として歩み、現在は、保育科と生活文化学科があり、来年4月に、男女共学化し、学校名を「和歌山信愛短期大学」と変更することが決まっています。

学生の募集停止については、18歳人口の減少や四年制大学志向の高まりなど、近年の社会的状況が、短期大学にとって非常に厳しく、大幅な定員割れが続いていたことから、苦渋の決断に至ったとしています。

その上で、来年の新入学生や在校生には、卒業まで、現在の教育環境を継続し、学生生活や進路・就職の支援なども万全を尽くし、教育機関としての責務を果たすとしています。

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