和歌山市立博物館 企画展「大きな絵展」
2024年12月18日 16時14分
和歌山市ゆかりの人物や景色などを大きな画面に描いた絵画の企画展「大きな絵展」が、 和歌山市の和歌山市立博物館で今月(12月)28日まで開催されています。
企画展では、制作された年代や作者も異なる18点の作品が展示されていて幕末から明治にかけて活躍した紀州出身の画家、岡本緑邨(おかもと・ろくそん)が描いた四季おりおりの花が大きな画面を埋め尽くしている四季花卉図(しきかきず)と、紀三井寺や妹背山(いもせやま)など和歌浦の風景が描かれた 和歌浦図屏風(わかのうらずびょうぶ)は、今回が初公開の作品です。
和歌山市立博物館の新井美那(あらい・みな)さんは「画面の大きい絵を同時に展示する機会は少ないため 見応えのある企画展です。和歌山にゆかりのある絵画を大きな画面で楽しんでもらいたい」と話していました。
「大きな絵展」は、12月28日まで開催され、入館料は大人・大学生が100円で、高校生以下は無料です。
今月(12月)22日の午後2時からは学芸員による絵画の解説会も行われます。