丹生酒殿神社の大イチョウのライトアップ延長/和歌山・かつらぎ町
2024年12月15日 18時53分
かつらぎ町三谷(みたに)の世界遺産、丹生酒殿(にうさかどの)神社の大イチョウのライトアップが、1週間延長され、今月(12月)21日まで行われます。
丹生酒殿神社では、境内に立つ神木の大イチョウが黄葉(こうよう)し、昼夜を問わず、大勢の見物客や参拝客が訪れていますが、色づきは、例年に比べ、1週間から10日ほど遅く、いつもなら葉を散らす今月初めになって、ようやく見頃を迎えました。
この神社の大イチョウは、幹回りは5・3メートル、高さは22メートルあり、樹齢は300年といわれ、全体が黄色くなる圧巻の存在感とともに、散った葉が境内に敷き詰められたように広がる景色も有名で、「境内を黄に敷きつめて大いちょう」の句碑も立っています。
そして、ライトアップは、また違った神秘性や荘厳さを感じさせてくれると人気で、先月(11月)、まだ、葉が青い頃から始まり、当初、昨夜(14日)までの予定でした。しかし、色づきが遅れたことや、あまり葉を落としていないこともあり、ライトアップが今月21日まで、また、境内の清掃が、22日午前へとそれぞれ1週間延長され、もうしばらく楽しめることになりました。ライトアップは、毎日、日没頃から午後10時頃までです。