きのくに信金が副業人材セミナー/和歌山

2024年12月10日 18時16分

経済

課題解決に取り組む県内企業で、副業人材を活用してもらおうと、和歌山市に本店のあるきのくに信用金庫は、きょう(10日)、紀の川市で、地元の企業経営者らを集めて、人材活用セミナーを開きました。セミナーは、紀の川市粉河(こかわ)の紀の川市商工会・会議室で開かれ、30人の企業経営者らが参加しました。

はじめに、副業を希望する人と、課題解決のため、人材派遣を受けたい企業とのマッチングに取り組んでいる派遣会社から、副業人材を活用した例などが紹介されました。

セミナーの様子

このあと、和歌山市で、温泉や観光業を営む花山(はなやま)開発の中村源吾(なかむら・げんご)社長を交えて、副業人材を活用して、ロゴや商品開発を行った事例について話し合いました。中村さんは、それまでなかったロゴやイメージカラーなどの統一感や、化粧水などの商品開発についてのアイデアを共に考えてくれる人を募集したところ、その分野で副業を希望する人と出会い、商品開発に結びついたことが紹介されました。

花山開発の中村源吾社長

参加した企業経営者らは、資料を見ながら、副業人材の活用について学んでいました。

きのくに信用金庫では、これまでも海南市で、地元の企業経営者らを集め、同様のセミナーを開いています。

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