将棋・竜王戦前夜祭・藤井竜王と佐々木八段が意気込み
2024年11月26日 20時40分
将棋の第37期竜王戦第5局・和歌山対局の前夜祭が、こんや(11月26日)和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で開かれ、藤井聡太(ふじい・そうた)竜王と、佐々木勇気(ささき・ゆうき)八段が、それぞれあす(27日)からの対局にかける意気込みを語りました。
7番勝負で行われている竜王戦は現在、藤井竜王・佐々木八段ともに2勝2敗の五分となっていて、勝負の行方に注目が集まるなか、藤井竜王は、趣味の鉄道旅行を交えて「初めて和歌山に“特急くろしお”で来ましたが、本当は新宮まで乗っていきたい気持ちでした。誘致した和歌山市や主催者をはじめ、関係者の皆様にお礼を申し上げます。気持ちを新たに集中して、全力を尽くしたい」と語りました。
佐々木八段は「花束を渡してくれた少年から“第4局の構想が素晴らしかった”と褒めてもらえて、第5局もそのような将棋が指せるよう、全力を尽くします」と意気込みを語りました。