本州最南端・串本沖に海中クリスマスツリー
2024年11月21日 16時10分
ダイビングスポットとして人気の高い本州最南端・串本町沖の海底に、きょう(21日)高さおよそ3メートルのクリスマスツリーが設置されました。
これは、美しい串本の海をアピールして町の活性化につなげようと、地元のダイビング事業組合が毎年この時季に行っている取り組みです。
設置作業では、サンタクロースの衣装を着た女性ダイバーらおよそ10人が、深さおよそ18メートルの海底に潜り、クリスマスツリーを運んで、流されないよう土のうとロープでしっかりと固定しました。
ツリーには、銀色の鈴や赤いブーツなど色とりどりの飾りが付けられ、海中できらめく光景を楽しむことができます。
ダイビング事業組合のダイバー・人見茉利(ひとみ・まり)さんは「海の宝石と呼ばれるウミウシが増え、水中の透明度が良くなるシーズンです。海中でツリーをバックに記念撮影をして欲しい」と呼びかけています。
串本沖の海中クリスマスツリーは、12月25日まで設置されています。