近畿大学附属和歌山高校に、フランスの高校生来校
2024年11月16日 15時17分
和歌山市善明寺の近畿大学附属和歌山高校に、フランスの高校「シモーヌ・ヴェイユ」の生徒23人が来校し、きのう(15日)日本語での交流授業が行われました。
今週水曜日から4泊5日の予定で近大和歌山高校を訪れているのは、フランスの高校「シモーヌ・ヴェイユ」の生徒と教員合わせて27人の研修旅行団で、今回来日したフランスの高校生23人は、普段から日本語を学習するなど、日本の文化に興味がある生徒だということです。
近大和歌山高校と「シモーヌ・ヴェイユ」の生徒は、日本語と英語で会話し、きのう行われた授業では、フランスの高校生が、「私は日本の合気道を知りたい、田辺にいきたい」「ホストファミリーの家で巻き寿司を食べておいしかった」「空港でキーケースを失くしたが職員が探してくれて見つかった」「電柱が多い」などと、日本語でスピーチすると、双方の生徒から大きな拍手が起こりました。
近大和歌山高校2年の森澤彩乃(もりざわ・あやの)さんは「日本人とフランス人の宗教観の違いや、フランスから見た日本の見え方が印象に残った。今後はもっといっぱい英語を喋る機会を増やしたい」と話し、「シモーヌ・ヴェイユ」の生徒で、17歳のレナさんは「和歌山は美しいです。皆さん優しく、多くの人と交流できてよかったです」と話していました。
「シモーヌ・ヴェイユ」の生徒は、あす(17日)まで近大和歌山高校の生徒の自宅でホームステイをして、日本の高校生活を体験します。