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和歌山市の60歳代の夫婦 約3000万円だまし取られる

2024年11月15日 18時37分

事件・事故

厚生労働省の職員を騙る男から「健康保健証が不正に利用されている」という電話があり、その後、警察官や検事を騙る男とのやり取りの中で和歌山市に住む60歳代の夫婦がおよそ3000万円をだまし取られてことがわかり、警察では特殊詐欺として捜査を行うとともに注意を呼び掛けています。

警察によりますと、9月17日、和歌山市に住む60歳代の夫婦宅に厚生労働省の職員を騙る男から「健康保健証が不正に利用されている」という電話があり、その後、警察官や検事を騙る男とのやり取りの中で「詐欺の容疑者として夫婦の口座差し押さえの恐れがある」と言われ、差し押さえを避ける名目で複数回にわたって合わせて現金2964万円を暗号資産に変換して指定されたアドレスにに送金したものです。

警察では、「健康保健証や銀行口座が不正に利用されている」などといったことを電話やメール、SNSで受け取った時は詐欺を疑い、まず、県警が開設している通話料無料のフリーダイヤル0120・508・878で確認するよう呼びかけています。

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