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目薬1個を万引き・和歌山県紀中県税事務所の副主査が停職処分

2024年11月08日 14時44分

事件・事故政治

ことし(2024年)7月、御坊市内のドラッグストアで、目薬1個・680円相当を万引きしたとして、和歌山県紀中県税事務所に務める63歳の副主査の男性が、きょう(11月8日)付けで停職3か月の懲戒処分を受けました。

県・考査課によりますと、この男性職員は、7月21日の午後1時ごろ、御坊市内にあるドラッグストアで目薬1個・680円相当を万引きし、その一部始終と、乗っていた車のナンバーが店の防犯カメラに写っていたことから、店側から御坊警察署に被害届が出されました。男性は窃盗の疑いで、今月(11月)中旬頃、送検される予定です。

県の事情聴取に対し、男性職員は「小遣いが少なく、魔がさしてしまった」と話しているということです。

和歌山県庁で紀中県税事務所の嶋田光浩(しまだ・みつひろ)所長が記者会見で「法令を守る立場の公務員としてあってはならない行為で、県の信頼を失墜させたことは大変遺憾だ」と陳謝し、綱紀粛正と再発防止に努める考えを示しました。

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