和歌山県推計人口・88万人を割り込む
2024年11月07日 17時24分
和歌山県のことし(2024年)10月1日現在の推計人口が発表され、総人口は87万9617人となり、前の年の同じ時期より1万2003人下回って、1967年(昭和42年)の統計開始以来、過去最低を更新しました。
県の推計人口の減少は、1996年(平成8年)以来、29年連続です。
県の調べによりますと、ことし10月1日現在で、県の人口は87万9617人となり、1年前と比べて男性が5682人、女性が6321人それぞれ減少し、合わせて1万2003人減少しています。
人口総数に対する増減率は1.35%の減少で、減少幅は前の年より0.07ポイント拡大し、1996年から29年連続で減少しています。
市町村別では、九度山町で増加した以外は、すべての市町村で減少しています。
このうち、最も減少率が高いのは北山村の6.95%、次いですさみ町の3.89%、由良町の2.87%などとなっています。
また、去年(2023年)10月1日からの1年間に、生まれた数から死亡した数を引いた自然増減は1万72人の減少で、1998年(平成10年)から27年連続の減少です。
転入から転出を引いた社会増減は1931人の転出超過で、転出超過は1996年以降29年連続です。
世帯数は39万5902世帯で、前の年と比べて22世帯、率にして0.01%増えていますが、1世帯あたりの平均人数は2.22人と、前の年と比べて0.03人減少しています。