行方不明のドイツ人男性、和歌山市沖で死体で見つかる
2024年11月05日 17時54分
和歌山県を旅行中に、行方不明になっていたドイツ人男性は、死亡していたことがわかりました。死亡が確認されたのは、ドイツ国籍の男子大学生、クラウディオ・ヴォルムさん21歳です。
県警本部などによりますと、男性は、9月21日に、観光目的で来日し、東京を観光したあと、9月30日に和歌山県入りし、先月(10月)10日、母親とSNSでやり取りしたのを最後に、行方がわからなくなっていました。先月16日に、友人の男性から、警察に、「学校が始まるのに帰国しない」という相談があり、翌日、行方不明届が出され、警察が捜索していました。
今月(11月)1日に、和歌山海上保安部から、和歌山市の田倉埼(たぐらざき)沖で、人が仰向けの状態で漂流していると通報があり、身元不明死体として、引き上げられ、DNA型鑑定の結果、行方不明のドイツ人男性であることが確認されました。
死亡日時は先月上旬とみられ、警察で死因などを詳しく調べています。