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第33回「暴力追放・県民・市民大会」和歌山市で開催

2024年10月31日 17時53分

社会

暴力や犯罪のない、安全で安心して暮らせる和歌山県の実現を目指す、第33回「暴力追放・県民・市民大会」が、10月31日、和歌山市で開かれ、長年、暴力追放の取り組みを行ってきた個人や団体が、表彰されました。

きょうの大会のもよう(10月31日・和歌山城ホール)

これは、和歌山県と和歌山市、県・警察本部と公益財団法人・和歌山県暴力追放センターが主催したものです。

和歌山市の和歌山城ホール・大ホールで開かれた大会では、主催者で和歌山県の岸本周平知事が「安全・安心な社会を実現するために、警察の取り締まりはもちろん、県民一人ひとりが一体となって、暴力団排除に向けて機運を高めることが肝要です」とあいさつしました。

暴追功労者・団体への表彰

このあと、暴力団排除の活動に取り組んできた個人や団体に対する表彰が行われ、このうち、近畿ブロック暴力追放功労者表彰を受けた、橋本市の萱野忠重()(かやの・ただしげ)さんと田辺市の野村悠一郎()(のむら・ゆういちろう)さんに、和歌山県警の野本靖之(のもと・やすゆき)()本部長から表彰状などが贈られました。

このほか大会では、暴力団排除の活動に取り組んできた企業を表彰する「優良企業表彰」や、2024年度のポスターコンクールで最優秀に選ばれた作品を描いた高校生と小学生の表彰も行われました。

そして「暴力団を利用しない」「暴力団を恐れない」「暴力団に金を出さない」「暴力団と交際しない」という“暴力団追放3ない運動プラス1”を目指す大会宣言が読み上げられ、採択されました。

このあと、元・福岡県警地域本部長で「工藤會(くどうかい)()」対策に従事した藪正孝()(やぶ・まさたか)さんが「福岡県の暴力団対策」と題して講演しました。

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