和歌山市に本社のあるニットマシーンメーカーの島精機製作所は、１０月３１日、２０２５年３月期の中間決算を発表しました。

主な販売先の中国での景気回復が遅れていることや、イタリアの市場で景気の減速に加え暖冬などの影響でアパレルメーカーの設備投資が遅れていること、中東市場での設備投資が伸び悩んでいることなどから、営業利益で１９憶３千万円の赤字となりました。

売上高は前の期の同じ時期に比べ２割減少し、１４１億７千万円となりました。また２０２５年３月期の通期の業績予想については、今後の景気動向や主力市場のバングラディッシュの政情不安の動向などを考慮して、適切な時期に発表するとしています。