東京で湯浅の醤油で醸すクラフトビールの仕込み式
2024年10月31日 17時51分
きのくに信用金庫など全国の信用金庫が連携している地域起こし事業「よい仕事おこしネットワーク」が、醤油発祥の地・湯浅の醤油を使ったクラフトビール「kadocho soy sauce Ale(カドチョウ・ソイソースエール)」を醸造することになり、きのう(30日)東京・羽田のイノベーションシティで発表会が行われました。
発表会には、和歌山県の岸本周平知事や、原料の醤油を提供する湯浅町の株式会社角長(かどちょう)の岡部隼人(おかべ・はやと)営業部長らが出席し、岡部部長は「今回は“湯浅たまり”と“濁り醤(にごりびしお)”という2種類の醤油をブレンドしたものを使います。醤油はビールと同じように醸造という工程があり、親和性が高く、良いクラフトビールが出来ると期待している」とあいさつしました。
またクラフトビールを醸造する、東京の株式会社大鵬の大屋幸子(おおや・さちこ)社長が「40種類以上のクラフトビールを作ってきたが、今回初めて黒のクラフトビールとなる予定なので、ワクワクしている」と語っていました。
このあと株式会社大鵬の店舗で、きのくに信用金庫や城南信用金庫の関係者と共に、醤油や酵母の仕込み式が行われました。
「kadocho soy sauce Ale」は12月4日に完成し、この日、お披露目される予定です。