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和歌山放送情報懇談会「国土強靱化と感染症・パンデミック対策」

2024年10月29日 18時08分

イベント災害・防災

和歌山放送開局65周年記念・第142回情報懇談会が、10月29日、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれ「国土強靱化()と感染症・パンデミック対策」をテーマに、専門家による講演とパネルディスカッションが行われました。

きょうの情報懇談会のもよう(10月29日・和歌山市・アバローム紀の国)

はじめに、拓殖()大学地方政治行政研究所の特任教授で広川町()の「稲むらの火の館」の客員研究員を務める濱口和久()(はまぐち・かずひさ)さんが講演し、今から150年前の江戸時代、安政の南海地震による大津波が襲来した際に、稲わらに火を点け、村人を高台に避難させて命を救った広川町の偉人・濱口梧陵()(はまぐち・ごりょう)の功績を改めて振り返りました。

続いて、日本医師会名誉会長で「ニューレジリエンスフォーラム」共同代表の横倉義武(よこくら・よしたけ)()さんが新型コロナ禍を経たいま、大規模な感染症に対する新たな政策の必要性を強く訴えました。

このあと、パネルディスカッションが行われ、講演した濱口さんと横倉さん、それに「稲むらの火の館」館長の﨑山光一()(さきやま・こういち)さんが、災害時での感染症対策の重要性や、濱口梧陵の「稲むらの火」の逸話をきっかけに国連で制定された11月5日の「世界津波の日」を前に、紀州からの防災発信の意義を語りました。

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