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和歌山市立博物館で特別展「聖武天皇と紀伊国」開催、13日には公開シンポジウムも

2024年10月11日 17時14分

イベント

和歌山市の和歌山市立博物館で、特別展「聖武天皇と紀伊国(きいのくに)」が行われており、今月13日(日)には、展示に関連するシンポジウムが開かれます。

「聖武天皇と紀伊国」は、聖武天皇が即位し、和歌浦に行幸されて1300年となることを記念して行われている特別展で、聖武天皇がどんな人か、また、聖武天皇の時代の華やかで国際的な、数多くの文化財を展示しています。

また、この展示に関連して、今月13日(日)午後1時から、和歌山市の和歌山城ホールの小ホールで、公開シンポジウム「文化財をまもり・つたえること」が開かれます。            

シンポジウムでは、午後1時から、文化庁の中野慎之(なかの・のりゆき)さん、横須賀倫達(よこすか・ともみち)さん、奈良国立博物館の谷口耕生(たにぐち・こうせい)さんらが文化財の維持、修理や保存、保護の最前線の状況などの事例を報告します。

その後、午後3時20分からは、近年、急速に限界を迎えつつある、文化財行政や、文化財の維持や保護についてのパネルディスカッションも行われます。

和歌山市立博物館の学芸員、清水梨代(しみず・りよ)さんは、「文化財は、人の手をかけないと守れません。文化財保護の現状を知り、私たちが、次の世代へ、これらのものを受け継ぐための応援団に一人でも多くなってくれたら」とシンポジウムへの多くの参加を呼びかけています。

シンポジウムは、入場無料で、定員は300人で。事前の申し込みなどは 必要ありません。

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