近畿の求人、1・12倍に低下、8月、失業率は2・7%

2024年10月01日 18時15分

経済

厚生労働省によりますと、近畿2府4県で仕事を求める人、1人当たりの求人の数を示す有効求人倍率は、8月は、前の月より0・01ポイント低い、1・12倍でした。低下したのは2か月ぶりです。

業種別に前の年の同じ月と比べると、建設業や製造業、サービス業など主な産業すべてで低下しました。建設業では、人件費を抑えるため求人を見送ったり、省力化により人員削減を図ったりする動きがみられたほか、製造業では、原材料費高騰の影響が出ているということです。

府県別の有効求人倍率は、京都1・21倍、大阪1・17倍、和歌山1・14倍、奈良1・14倍、兵庫1・02倍、滋賀1・00倍でした。

また、総務省が発表した近畿の8月の完全失業率は、去年8月より0・6ポイント改善して、2・7%でした。

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