熊野本宮大社で「献湯祭」 和歌山、温泉郷の発展祈る

2024年09月28日 16時21分

歴史・文化

田辺市の世界遺産・熊野本宮大社できょう(28日)、神前に温泉の湯を供えて温泉郷(きょう)の発展を願う「献湯祭(けんとうさい)」が行われました。

宿泊施設の関係者らが、源泉からくみ上げた温泉の湯を、大社の本殿の前に置かれた大だるに注ぎ入れて自然の恵みに感謝しました。

熊野本宮温泉郷(きょう)は、熊野詣(もう)での参拝者が身を清めた温泉として古くから伝わり、世界遺産に登録された「つぼ湯」がある湯の峰(ゆのみね)温泉をはじめ、川湯(かわゆ)温泉、渡瀬(わたせ)温泉の3つから成っています。

地元観光協会の会長名渕敬(なぶち・たかし)さんは「熊野古道を歩いて熊野三山にお参りいただき、温泉につかって疲れを癒やしてもらいたい」と話しました。

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