西武ライオンズ 和歌山商業高校OBで、2軍監督の西口文也氏に1軍監督要請

2024年09月23日 17時07分

スポーツ

プロ野球の埼玉西武ライオンズは和歌山商業高校OBで、現在2軍の監督を務める51歳の西口文也氏に1軍の監督就任を要請する方針であることが、球団関係者の話で分かりました。昇格する形となります。

歴史的な低迷となったシーズンからの再建を、西武一筋で通算182勝の元エースに託すことになりました。

低迷した西武は、ことし5月下旬に松井稼頭央監督が休養し、渡辺久信ゼネラルマネジャーが監督代行を兼ねて指揮を執ったものの西鉄時代の1971年に記録したシーズン84敗の球団ワースト記録を更新し、3年ぶりの最下位が確定していました。

西口氏は和歌山商業高校から立正大学を経て1995年にドラフト3位で入団し、97年にはパ・リーグのMVP=最優秀選手と沢村賞に輝きました。

2015年に現役を引退した後は投手コーチとなり、おととしから2軍監督を務めています。

通算成績は436試合に登板して182勝118敗、6セーブ、防御率は3・73です。

西口氏の監督就任で、プロ野球パリーグの6人の監督のうち、和歌山出身の監督は、星林高校OBで福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀氏と箕島高校OBで千葉ロッテマリーンズの吉井理人氏と合わせて3人となります。

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