みこし海へ、豊漁祈願、和歌山・那智勝浦で神事

2024年09月15日 18時35分

社会

那智勝浦町の勝浦八幡神社(かつうらはちまんじんじゃ)で、きょう(15日)、豊漁と航海の安全を願う例大祭が営まれました。

みこしもろとも担ぎ手の男たちが海へ豪快に飛び込む神事「海中みそぎ」には、見物の観光客から歓声が上がりました。

神社を出たみこしは、男たちに担がれて、町を練り歩いたあと、海に入り、帰りは船に乗せられて戻るのが習わしとなっています。舟歌が流れる中、みこしを乗せた船がゆっくりと海上を移動し、港町ならではの祭りの雰囲気を醸し出していました。

奈良県から訪れた55歳の会社員の男性は「海の勇壮な祭りを楽しめた。迫力があった」と喜んでいました。

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