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和歌山市の大学生ら2人への自殺ほう助認める 初公判で26歳女、札幌地裁

2024年09月11日 14時04分

事件・事故

火を付けた練炭を車内に置いた結果、SNSで知り合った和歌山市の大学生ら女性2人を焼死させたとして、自殺ほう助罪に問われた北海道寿都町(すっつちょう)の無職・井上沙織(いのうえ・さおり)被告26歳の初公判がきょう(11日)、札幌地裁で開かれ、井上被告は、起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、集団自殺しようと火を付けた練炭を車内に置き、睡眠薬を飲んで寝たが、車外へ出ようとドアを開けると、車が燃えたと指摘しました。

井上被告は被告人質問で、車外に出たことは覚えていないとし「意識がもうろうとし、2人を救えなかった自分を憎んでいる」と話しました。

起訴状などによりますと、3月17から18日、江別市の駐車場で、火を付けた練炭を車内に置き、和歌山市の当時20歳の大学生ら女性2人を一酸化炭素中毒で死亡させようとしたが、練炭の火が車に燃え移り、焼死させ自殺を手助けしたとしています。

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