小型クジラ今季初捕獲、追い込み漁、妨害活動なく
2024年09月08日 14時50分
小型のクジラやイルカの追い込み漁が今月(9月)1日に解禁された太地町で、およそ10頭が今シーズン初めて捕獲されました。
きょう(8日)は、午前5時ごろ、太地いさな組合の漁船10隻が、船団を組んで港を出発しました。船団は沖合でクジラの一種のハナゴンドウの群れを見つけ、湾内へ追い込み、体長3メートルほどのおよそ10頭を捕獲しました。港の周辺では海上保安官や県警の警察官が、捕鯨に反対する団体を警戒していましたが、妨害活動はありませんでした。
太地いさな組合の松本修一(まつもと・しゅういち)組合長は「うまく捕れてほっとした。今シーズンも頑張りたい」と話していました。
太地町のクジラの追い込み漁は来年(2025年)の春まで行われます。